こんアロ~♪アロハ保育園非公式キャラの「アロ」です。
今月もアロハの保育士が選んだ絵本を紹介するよ!
第11回は、アロハパレール保育園のO先生です。
O先生は視点が斬新で穏やかな先生だよ~
アロハパレール保育園のOです!
よろしくお願いします。
O先生が選んでくれた絵本は、「もう ぬげない」作:ヨシタケシンスケです。
それでは紹介おねがいしま~す!
子どもだったらよくある場面で、着替えの途中で「自分でやる」と言い出したものの脱げなくなってしまい、このままどうなってしまうのか?と自分の頭の中でいろんなことを想像する旅…みたいな感じの本だよ。
着替えの時に脱げなかったこと、ある~!
子どもって頭が大きいから、ひっかかるんだよね。
きっと子どもたちも「あるあるだな、自分でもあったな」って笑えるんだと思うよ。
1ページめからいきなり非常事態だね!
「ぼくの服がひっかかって脱げなくなった」は、あるある。
でも「どのくらいたったのかしら」っていうのはない!このままずっといたんだ!?!?
ここからもう自分の頭の中の想像。
「服が脱げないんだったら脱がなきゃいい」っていう開き直ったところ、顔は見えないけどルンルンなんだなっていうのが分かるのいいね!
ちょっと飛んでて、顔が分からないのにご機嫌なのが伝わるね。
喉が渇いたら?猫がコチョコチョしてきたら?って、うまくクリアしていく。
飽きさせないところがすごくいいよね。
僕が好きなシーンは、もう一人の仲間が出てきて…っていうところ。
お腹がぽっちゃりしている絵もかわいい。お肉が乗ってるお腹が並んでる~
けれど現実に戻って、ズボンまで脱げなくなってしまって…
手も足も塞がれちゃったの、おもしろすぎる!
絶対絶命って思ってたらお母さんがスッと現れて。
お風呂に連れていかれながら無言で服を脱がされて、無事にお風呂が済んで終わりかなーっと思ったら…
結局同じところでひっかかってる。
こんどは着られないパターンで第2ラウンドが始まっちゃった~!
自分でやりたがる年頃っていうのもあるよね。
こんな感じで、ここで「できな~い」みたいなことを泣き声で言ってるのを毎日のように聞いてるよ。
ほんとにそのままになっちゃうって思ってるのかもね。このままなのかなって。
じゃあ子どももこの状態は不愉快なのかな。大人も子どもも。
お風呂に入れさせられない、って、お母さんちょっと嫌な顔してるもん。
ここまでポジティブにはなれないよね笑
困った時でも発想の転換で笑顔になれるっていうの、素敵だね。
読んでる側もクスッてなる。
読み聞かせてるこちらも面白く、楽しいっていうのがいいね。
子どもたちにも読んであげたりする?
子どもによってちょっと長かったりする時は、端折って読んだりするよ。
反応がいいのは最初の方かな。脱げなくなった時の大げさな表現で笑ったりしてるね。
脱げなくなってそのままで良かったことなんて、今まで無かったもんね。
でもこれからはそのままでも生きていけるのかもしれない!
O先生、ありがとうございました♪
絵本情報
もう ぬげない
作:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社
出版年:2015年
アロハdeえほんは、来月はお休みして5月から隔月ペースで再開予定だよ!
よろしくね~~