こんアロ~!
アロハ保育園非公式キャラの「アロ」です。
今日もアロハ保育士が選んだ絵本を紹介していくよっ
第4回は アロハちがさきひがし保育園のT先生です。
街歩きや、地図を眺めるのが大好きなT先生だよ!アロハちがさきひがしにある茅ケ崎公園MAPも、T先生たちの監修で作ったんだって。
T先生が選んでくれたのは、作/せな けいこ の「ねないこだれだ」です。
夏なのでおばけの絵本を選んでくれたみたいだよ、よろしくおねがいしま~す!
アロハちがさきひがし保育園のTです、よろしくね。
それでは絵本「ねないこだれだ」について教えてください。
これはおなじみせな けいこさんの絵本です。
0歳児ぐらいからでも、見るだけだったら全然大丈夫っていう内容の、すごいシンプルな絵本ですね。
ぼく、これは、けっこう怖いかも・・・!
ちょっとリアルに迫ってくるおばけの世界・・・
最後もう「飛んでいけ」だからね。
さいごのページで鳥肌がたっちゃう~
そうだね、そんなお子さんももしかしたらいるかもしれない。
でも、子どもたちは割と好きで、手にして「読んで」と持ってきたり、自分で読む子もいるよ。
短いフレーズの繰り返しなので、次になんていうセリフがくるかもおぼえちゃって。
怖いもの見たさなのかも?
このミミズクも眼がすごい・・めヂカラ!
とっても魅力があるよね。
(魅力・・・!)
黒猫も眼が光ってる・・
「見てはいけない世界」じゃないけど、ちょっとドキドキするようなところが「怖いけどアリ。興味は惹かれる、ついつい見ちゃう」ていう感じなのかな。
読んでるときの子どもの目線や雰囲気を見ると、そんな感じ。
怖くて嫌だっていう子よりは、ドキドキしながらも、また観ちゃうっていう。
なぜか惹かれるっていうリアクションが多いかな。
どうして惹かれるのかな?
私もずっと不思議だなって思ってる。
とっても昔からある絵本なんで、子どもの心のどっかをくすぐるというか、不思議な魅力があるんでしょうね。
先生が好きなシーンはどこ?
そうねやっぱり、「 ボン ボン ボン 」と音からくるところがすごく好き。
雰囲気~~~!
もうここ!すぐ掴まれちゃうっていうか、すーっと入ってくる。
シンプルだけどストレートにくるっていうところがとても好きなの。
確かに物語のはじまる感じはいい・・!映画のワンシーンみたいな。
自分が小さいときも、ここでドキって引き込まれるような記憶が、うっすらですけどあるの。
絵本の世界にひとりで入り込むけれど、大好きな人が読んでくれてる安心感があるからこそなのかも。
小さい子から大きい子まで読んでる?
そうね、見ますね。きっとその時で感じ方も変わってくるんでしょうね。
小さい子は小さい子なりに絵を見てたり。
字が追えるようになってくると、めくっていれば子どもが読んでくれたり。
もう次のセリフが分かるので、2.3歳ぐらいになると、「つぎが黒猫だな」って分かってたり。
子どもたちはどんな反応するの?
固唾を飲んで、緊張感・・・、あまり言葉もなく、じっと見てるって感じだよ。
くまのぬいぐるみは置いていかれたのかなぁ
なんせおばけになっちゃったからね!
足がないよね~こんな終わり方なんだ~ってびっくりしたよぅ
ねー、衝撃的だよね。惹きつけられるし、もうずーっと好き。
私自身が小さいときからずっと好き。
(ごそごそとポーチを取り出す)
あーー!!これなに?「ねないこだれだポーチ」!?
このポーチ、ガチャガチャで取りました笑
こんなのもあるんだ~~これはかわいいかも!!
とっておきのポーチを自慢していただきました!
気になる人はT先生に見せてもらってね。
T先生の納涼企画おばけ絵本紹介、なんと来月に続きます!
お楽しみに~~☆☆☆
絵本情報
ねないこだれだ いやだいやだの絵本4
作/せな けいこ
出版社:福音館書店
出版年:1969年